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猫科男子との生活 。

第7章 気まぐれな猫だって、不安になるんです



漣「っう…る、う…」





琉月「なぁに? 夢の中まで俺のこと呼んで…」



それとも、それだけ俺のことを思ってくれてるのかな



さっき照れながらもつけてくれた痕を想って限りなく近い漣の頭を寄せる




−−−−…ずっとずっと俺は漣のモノなんだと思う




もし、漣が俺のモノなら嫉妬したと思う



でも、俺は

【嫉妬】より【不安】の方が大きかった




………早く俺のモノになって…




ね…?







漣「ふぁぁ…よく寝た…」





…っ//!?




横で相変わらずかなり近い位置で寝息をたてている琉月の乱れた首元から見える"痕"を見て赤面する





どんな気持ちでつけたと思うの…





----取り敢えず、この手を退かそう。


今日"は"本気で寝ているようだしそれ相当な重さだ




するりと腕の中から抜け出し充電をしていた携帯を開いて真っ先に見るのは


メール


ん、1件だけか。



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