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猫科男子との生活 。

第8章 猫の中にも"泥棒猫"だっているんですよ





…んー。



漣「今日の晩御飯、なんにしよ?」



琉月「漣の手作り…」





漣「いや、それはもう確定してるからwwwその中でってこと。」



琉月「漣が作る物ならなんでもいい」




眼鏡をかけながら前を向き理想的な台詞を言う琉月


乙ゲーか。



甘さには慣れていないんだ…



少しというか結構な風に琉月の綺麗な茶色の髪が靡く(なびく)





そこでふと疑問がよぎる






漣「…琉月、今日はネッグウォーマーなの?」




今日は結構な暖かさだ





なのに、なぜ防寒具…





琉月「…ん、こうしなきゃ漣がつけた痕見えるもん」


と、ネッグウォーマーを少し下げて服で隠しきれない"痕"を見せつける



そこで私が真っ赤なのを楽しんでいるような…





なんか手が伸びてきたのだが今日は結構な時間


もう人が来る



そして、



「おはよ…」




彼は良く知っている、私はあんまり知らない人物





漣「夢斗くん…」





琉月「…んじゃ、漣、【家で】会おうね」




家で、を強調させて去って行く琉月





夢斗「なんかごめんね」




漣「いや、私もごめん」






んで、私は彼と付き合ってるからと言おうとすると





夢斗「知ってる」






……!!?





夢斗「アンタがわかりやすいんじゃないよ、あの人が分かり易い」






夢斗「でも、俺諦めるなんて言ってないし今のでもっと諦めたくなくなったし」




少しずつ熱帯びる語尾

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