猫科男子との生活 。
第8章 猫の中にも"泥棒猫"だっているんですよ
*
夢斗「だから−…、覚悟してね?」
急に止まる夢斗くん。
ずっと夢斗くんの歩幅に合わせて歩いてたのでぶつかる
そして私の表情を確認して、ゆっくり手を取って力を籠められる
夢斗くんの手は細くて女の私より綺麗なんじゃってほど。
−−−−…なんて思ってる暇ないんですけどね、ハハハ^^
夢斗「抵抗、しないんだ? いいの…? −−…飼い猫が見てないから、か。」
クスッと小悪魔な笑みに寂しげな表情
本当にこの人も猫科だなぁなんて。
漣「ちが…っ」
琉月…
夢斗「…俺言ったよね、"諦めない"って"諦められなくなった"って
野良猫はただ単に飢えてるの…
だからね−−…餌を与えたら懐くよ −−異常なまでに…」
どうしよ、目が、目が、本気だ
有彩「ぁ…、あんた!! 漣に手ェだしたの!!? 」
夢斗「…邪魔人だね、天性の」
パッと手を離され校舎に向かっていく夢斗くん
熱い掌が無くなった
ブーブー言っている有彩ちゃんを宥めながら校舎へ
いつも通り、机に伏せている夢斗くん
…猫には慣れてるつもりなんだけどなぁ…
夢斗「だから−…、覚悟してね?」
急に止まる夢斗くん。
ずっと夢斗くんの歩幅に合わせて歩いてたのでぶつかる
そして私の表情を確認して、ゆっくり手を取って力を籠められる
夢斗くんの手は細くて女の私より綺麗なんじゃってほど。
−−−−…なんて思ってる暇ないんですけどね、ハハハ^^
夢斗「抵抗、しないんだ? いいの…? −−…飼い猫が見てないから、か。」
クスッと小悪魔な笑みに寂しげな表情
本当にこの人も猫科だなぁなんて。
漣「ちが…っ」
琉月…
夢斗「…俺言ったよね、"諦めない"って"諦められなくなった"って
野良猫はただ単に飢えてるの…
だからね−−…餌を与えたら懐くよ −−異常なまでに…」
どうしよ、目が、目が、本気だ
有彩「ぁ…、あんた!! 漣に手ェだしたの!!? 」
夢斗「…邪魔人だね、天性の」
パッと手を離され校舎に向かっていく夢斗くん
熱い掌が無くなった
ブーブー言っている有彩ちゃんを宥めながら校舎へ
いつも通り、机に伏せている夢斗くん
…猫には慣れてるつもりなんだけどなぁ…