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猫科男子との生活 。

第9章 野良猫には注意が必要です、油断するとーーー…





琉月はどこまで許してくれるのだろう?



2人っきり、アウト?セーフ?




きっと


男の人を家に上げるのは

アウトな筈なのに…




夢斗「参っちゃうよね、作業用の講堂空いてるつもりで予定組み立ててたのに」





漣「そーだねー、でも、まさかここまできてくれるとはw」





夢斗「意外と時間かかりそうな課題だから…、むしろOKしてくれて助かった…」





漣「ま、ここも琉月のおかげで住めてるものだけどねww」




人の家のせいなのか、落ち着かない態度を見せている夢斗くん


キョロキョロしている




そ、ここは琉月と私が住んでいるマンションの一室





ななななな、なにより!! 夢斗くんが琉月が帰るまでに帰ってくれればOKだし!!(震え声)



え、言い方ひどい? だってしょうがないじゃないか←





夢斗「−−…漣、さん?」




漣「ははは、はい!!? たっ、只今、お菓子の準備を!!」




夢斗「なにその敬語」





漣「夢斗くんだ、だ、だ、って急にいきなり!!」



はい、もう日本語解読不能。




夢斗「俺のこと夢斗でいいから」




漣「ソウイウコトヲイッテールワケデーハ。(棒」





猫には慣れてるのに…!!




こんな馬鹿な私との会話、む、む、夢斗は…結構楽しそうだ



初めてに等しく見る笑顔は少し幼くて可愛いものだった




結局、夢斗は私のことを漣と呼んでいるが…



キッチンの戸棚に手を伸ばし2つのティーカップを取る




お客様専用である無地のやつ、私専用のピンクのワンポイントがついているもの、――取らなかった琉月のは青のシンプルなの





夢斗「…」





漣「ぁ…、紅茶飲める?」


この頃お気に入りなハーブミントティー





夢斗「うん、なんでもいいから」





気づけば先程のような笑いを含めた話し方ではなく素っ気ない楽しげが1mmもない話し方









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予期せぬエラーが起ころうとしています



軌道修正を試みてください



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