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猫科男子との生活 。

第2章 一度言ったら"変更"はしません、従いましょう。






……9時…



今日は大学は午後からの講義。



なのだから、こんな時間まで寝れるんだけどね…



…なんだかんだ、大学生活…充実できてる 。



ま、たまには大学じゃなくて遊びに行きたいけどね←



漣「ふぁ…おはよ、琉月…」




私の首に顔をうずめて寝息をたてている琉月


…若干近いがもう慣れっこだ。



―…挨拶したのはいいのだが、返事は必ずと言っていいほど返ってこない 。


彼は朝に弱いのだ…今が朝なのかは疑問だが←




私は朝ご飯などの支度があるためもう起きなければいけない…のだが。




漣「…―あのぅ…?」




立ち上がろうとしても立ち上がれない。


"なにか"が絡みついている感覚





その*なにか*の正体は――…






漣「…琉月…っ」




そう、彼の腕



逃がさないと言わんばかりに腰に絡みついている





コイツ…本当に寝てるのか…?





琉月「…漣…」




潤んでいる目で私を見上げる琉月


やはり―…コイツは猫科男子なのだ。



漣「ダメ、まだこんな時間だよ」



琉月「…やぁだ、今日の講義で何人の男と話すの―?



その分…ね」






耳を甘噛みされる

舌を悪戯に動かすのもすべて猫科なんだから…



漣「っう…る、う…っ」




ニコッと微笑み私の寝乱れた髪の1束を手に取り解いてくれる




そして、耳の唇を下に、下に移動させていく




耳から首、首から肩に顔をうずめる琉月




抵抗もできないほど巧みな舌使い、指−−−…



琉月「抵抗、しないの? …このままいいの?」




ハッ!! それは…避けたい。

うん、大学の講義に遅刻はしたくない…





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