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猫科男子との生活 。

第12章 猫の好物は飼い主ですから。



メガネをつけたままキスをする琉月



漣「ッ…痛い…っ」



琉月「…ぁ…ごめん…」



メガネ着用のまま猫科かと思ったが今の様子からすると違うようだ


そろそろ、危ない気がする

いくら人気のない道といえどもここを通るとするならば大学の学生だろう

そ、れは避けたい…!!




漣「い、こう…? 遅刻しちゃうよ」




琉月「…ッ…俺が…文学学科に送ってくから。

あんま好き勝手にはさせない」




ギッと夢斗を睨む琉月




は?^p^






漣「文学学科にくんの…?! え、は?!」




琉月「なにか問題でも?」




漣「…ぅ…」




理系の王子様と一緒にこんな女が登場!!なんてなったら…背筋が…



こうなったら…!!




漣「あ、ごめん!! 今日は有彩ちゃんに話しておきたいことがあるの!!」


といい、文学学科へ走ってゆく



セーフ…





― とある気まぐれ猫 さいど 。 −



琉月「は?今何っった?」

夕貴「おまww機嫌悪ぃなww」



琉月「あぁ? …それより、あの夢斗ってやつ、お前と同じ文学学科だろ、なんとかしてくれ」




夕貴「いや、そんなww文学学科といえどもそんなに関わりないよww」




琉月「あーもー、切る!!」





夕貴「ちょ、おい!! 課題g「切る!!一応大学だし!! 」」




通話強制終了。


俺・琉月はいまイラついていた


そりゃ、琉月にというわけではない
ま、まぁ、アイツの笑い上戸には時々嫌になるが…


今頃、文学学科舎で何をしてることやら



こんなに違う学科を選んだことを憎んだ日はない


−−…何が荷物運びだ…これ以上あの二人を一緒になんて出来ない





夢斗「漣が食べたいな?」


だ? ふざけんな、俺は幾度となく喰ってんg((



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