猫科男子との生活 。
第13章 自分の事を捨て猫と自覚している猫は捨てられたくない一心です
*
夢斗「本当に…よかったの…?」
漣「んー、なにが?」
夢斗「−−…同居の…こと」
漣「だって、放っとけない」
キャリーバッグを引きながらいつになく弱気に尋ねてくる夢斗
予定通り、午後の荷物運びだ
漣「…夢斗がずっと講義中寝てたのって…ここじゃ寝れなかったからでしょ…?
車の音とか…安いところじゃ、防音なってないだろうから煩いだろうし…」
夢斗「…ぁ… 」
こんな不規則な生活であの辛そうな表情−−…
誰でも放っとけないと思うよ 。
漣「絶対、ご飯もコンビニ食だったでしょ!!?
ガリッガリだもん…」
夢斗の手を取り、私の手のひらで1周できるほど細くなっている手を見つめる
ここまでくると折れないかが不安だ
漣「だから、住まいが見つかるまでなんて言わないで。
ゆっくりして? あ、料理教えてあげる!!
一人暮らしになっても困らないように」
どことなくまだ気にしてるようすの夢斗に明るく話しかける
そうすると、夢斗は私から目を離して
夢斗「…きっと困らせるよ…? 」
漣「大丈夫、うちには手が掛かる猫がいるから
−−…わっ、夢斗?」
夢斗「…やだ…もう少し…このままでいて…?」
痛いくらいに抱きついてくる夢斗
夢斗をよしよしする私
そんなときに。
??「…漣?」
後ろから女の人の声がする
漣「…!!? 宇宙…さん?!」
今日、遊ぼうと約束していた
が、まだ待ち合わせの時間でも場所でもないようだ
それでも気にせずむしろ強く強く抱きついてくる夢斗
宇宙「…え、ぇ? 漣の彼氏って…琉月じゃないの…?」
漣「いや、そうなんですけど!!そうなんだけど…」
夢斗は見せつけたいのかなんなのかきゅ…と絡める腕を強くしてくる
そのまま後ろに行きジトっと目の前の人を警戒態勢で睨む
漣「これには諸都合が…」
宇宙「あら、漣の諸都合とは気になるわね」
夢斗「本当に…よかったの…?」
漣「んー、なにが?」
夢斗「−−…同居の…こと」
漣「だって、放っとけない」
キャリーバッグを引きながらいつになく弱気に尋ねてくる夢斗
予定通り、午後の荷物運びだ
漣「…夢斗がずっと講義中寝てたのって…ここじゃ寝れなかったからでしょ…?
車の音とか…安いところじゃ、防音なってないだろうから煩いだろうし…」
夢斗「…ぁ… 」
こんな不規則な生活であの辛そうな表情−−…
誰でも放っとけないと思うよ 。
漣「絶対、ご飯もコンビニ食だったでしょ!!?
ガリッガリだもん…」
夢斗の手を取り、私の手のひらで1周できるほど細くなっている手を見つめる
ここまでくると折れないかが不安だ
漣「だから、住まいが見つかるまでなんて言わないで。
ゆっくりして? あ、料理教えてあげる!!
一人暮らしになっても困らないように」
どことなくまだ気にしてるようすの夢斗に明るく話しかける
そうすると、夢斗は私から目を離して
夢斗「…きっと困らせるよ…? 」
漣「大丈夫、うちには手が掛かる猫がいるから
−−…わっ、夢斗?」
夢斗「…やだ…もう少し…このままでいて…?」
痛いくらいに抱きついてくる夢斗
夢斗をよしよしする私
そんなときに。
??「…漣?」
後ろから女の人の声がする
漣「…!!? 宇宙…さん?!」
今日、遊ぼうと約束していた
が、まだ待ち合わせの時間でも場所でもないようだ
それでも気にせずむしろ強く強く抱きついてくる夢斗
宇宙「…え、ぇ? 漣の彼氏って…琉月じゃないの…?」
漣「いや、そうなんですけど!!そうなんだけど…」
夢斗は見せつけたいのかなんなのかきゅ…と絡める腕を強くしてくる
そのまま後ろに行きジトっと目の前の人を警戒態勢で睨む
漣「これには諸都合が…」
宇宙「あら、漣の諸都合とは気になるわね」