【夢小説】イケメン王宮 ユーリ
第1章 嫉妬
『……っ』
私の身体はユーリの腕の中に
すっぽりとおさめられていた。
私の頬がユーリの胸元に触れ、
シャツ越しにユーリの体温を感じる。
「キス以外の事…何かされた?」
ユーリの掠れた声が
私の耳元に響く。
『…転びそうになった時に…
身体を支えられて……
抱き締められた…かも…』
私は声を絞り出すようにして答えた。
「……どんな風に抱き締められたの?」
私を抱き締める
ユーリの腕の力が強くなる。
『……どんな…風にって……』
思わず顔を赤らめると
ユーリの唇が私の耳に触れた。
そして舌を這わせると、
優しく噛んだ。
『…っ……あ……』
甘い刺激に唇から吐息が自然と漏れ、
私はユーリの腕をぎゅっと握った。
私の心臓が
痛いくらいに音を響かせている。
『ユーリ…っ…どうしちゃったの…?』
「……」
ユーリは私を抱き締める腕を緩めると
私をじっと見つめ口を開いた。
「嫉妬しているんだ…俺…」
『……え』
(嫉妬……?)
ユーリの言葉に私は言葉をなくした。
私を見つめるユーリの瞳は
どこか熱を帯びたような印象を受ける。
その瞳に吸い込まれるように
私はユーリを見つめ返した。
「そんな風に…俺を見ないでよ……」
眉を寄せ、
少し苦しそうな表情を浮かべたユーリが
親指で私の唇をそっと撫でる。
そしてゆっくりと顔を傾けると、
唇を私の口もとにそっと押し当てた……
私の身体はユーリの腕の中に
すっぽりとおさめられていた。
私の頬がユーリの胸元に触れ、
シャツ越しにユーリの体温を感じる。
「キス以外の事…何かされた?」
ユーリの掠れた声が
私の耳元に響く。
『…転びそうになった時に…
身体を支えられて……
抱き締められた…かも…』
私は声を絞り出すようにして答えた。
「……どんな風に抱き締められたの?」
私を抱き締める
ユーリの腕の力が強くなる。
『……どんな…風にって……』
思わず顔を赤らめると
ユーリの唇が私の耳に触れた。
そして舌を這わせると、
優しく噛んだ。
『…っ……あ……』
甘い刺激に唇から吐息が自然と漏れ、
私はユーリの腕をぎゅっと握った。
私の心臓が
痛いくらいに音を響かせている。
『ユーリ…っ…どうしちゃったの…?』
「……」
ユーリは私を抱き締める腕を緩めると
私をじっと見つめ口を開いた。
「嫉妬しているんだ…俺…」
『……え』
(嫉妬……?)
ユーリの言葉に私は言葉をなくした。
私を見つめるユーリの瞳は
どこか熱を帯びたような印象を受ける。
その瞳に吸い込まれるように
私はユーリを見つめ返した。
「そんな風に…俺を見ないでよ……」
眉を寄せ、
少し苦しそうな表情を浮かべたユーリが
親指で私の唇をそっと撫でる。
そしてゆっくりと顔を傾けると、
唇を私の口もとにそっと押し当てた……