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【夢小説】イケメン王宮 ユーリ

第2章 葛藤

月花の部屋を訪れたユーリは月花の姿が
ベッドに見えないことに気付く。


(あれ?いない……)


部屋の中に入り辺りを見回すが
姿が見当たらない。


(……どこに行ったのかな)


すると、
部屋の中へと風がふわりと流れ込み
ユーリの身体を吹き抜けた。


「……」


バルコニーに続く扉から入る風に
ユーリは口元に笑みを浮かべる。


(……あそこか)


ユーリは足を進め
バルコニーへと身を乗り出した。

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