【夢小説】イケメン王宮 ユーリ
第2章 葛藤
バルコニーへ出ると
手すりに身体を預けながら
外を眺めている月花がいた。
「月花様」
自分の名前を呼ぶ声にぴくっと反応し、
月花がゆっくりと振り返った。
『ユーリ…』
風になびく髪を手で抑えながら
ユーリの名前を呼ぶ。
「今日は早起きなんだね」
ユーリは月花の側に歩みよると、
微笑みかけた。
『うん…早く目が覚めちゃって』
「そっか」
ユーリは月花と並ぶように
身体をバルコニーの手すりに預ける。
「今日は午後から公務あるけど、
お昼まではお休みだったよね?」
『うん、だからお昼まで
書庫で勉強用の本を探そうと思って…。
ユーリ、手伝ってくれる?』
じっと見上げる月花に、
ユーリはにっこりと笑いかけた。
「わかった。じゃあ先に朝食とろっか」
そう言って月花を部屋へと促すと…
外を吹く風が一層強くなり
ユーリと月花の間を吹き抜けた。
『きゃ…っ』
「……っ!」
風の強さによろけた月花の身体を
ユーリが抱き止めた。
手すりに身体を預けながら
外を眺めている月花がいた。
「月花様」
自分の名前を呼ぶ声にぴくっと反応し、
月花がゆっくりと振り返った。
『ユーリ…』
風になびく髪を手で抑えながら
ユーリの名前を呼ぶ。
「今日は早起きなんだね」
ユーリは月花の側に歩みよると、
微笑みかけた。
『うん…早く目が覚めちゃって』
「そっか」
ユーリは月花と並ぶように
身体をバルコニーの手すりに預ける。
「今日は午後から公務あるけど、
お昼まではお休みだったよね?」
『うん、だからお昼まで
書庫で勉強用の本を探そうと思って…。
ユーリ、手伝ってくれる?』
じっと見上げる月花に、
ユーリはにっこりと笑いかけた。
「わかった。じゃあ先に朝食とろっか」
そう言って月花を部屋へと促すと…
外を吹く風が一層強くなり
ユーリと月花の間を吹き抜けた。
『きゃ…っ』
「……っ!」
風の強さによろけた月花の身体を
ユーリが抱き止めた。