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【夢小説】イケメン王宮 ユーリ

第1章 嫉妬

パーティが行われる大ホールに着くと
すでに多くの有力貴族が集まっていた。


(こんなに候補者がいるんだ…)


大ホールに足を踏み入れると
貴族たちの視線が
一気に私に注がれるのがわかる。


貴族達「プリンセスがいらっしゃったぞ」

『……っ』


多くの視線を感じ
私は少し身構えてしまった。


「お前さ、びびってんじゃねーよ。
お前の為に集まってるんだからな」


護衛としてついてきたアランが
眉間にシワを寄せ
少し呆れたように言った。


(そうだよね…
プリンセスとしてちゃんと
役目を果たさないと…)


『うん…わかってる…』


私は両手を胸元で握りしめ
一歩、また一歩と足を踏み出した。


「俺はここにいるから
何かあったら呼べよ」


前へと歩き進む私の後ろから
アランが優しく声をかけた。



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