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【夢小説】イケメン王宮 ユーリ

第3章 告白

夕食を済ませた後、
私はいつもより早い時間に湯あみをした。

部屋へと戻り、
タオルで濡れた髪を乾かしていると
冷たい風が私の頬に触れる。


『…っ!』


風が吹いてきた方を見ると
僅かに開いた窓から夜風が入ってきていた。


『窓を閉め忘れていたんだ…』


窓に歩みより閉めようとしたその時…


(え…?)


窓から見える庭に人影を見つけた。


(あれは……)

『ユーリ?』


暗い庭園を歩くユーリの姿が見える。


(こんな時間にどこに行くの…?)


微かな胸騒ぎを覚えた私は
夜着のまま濡れた髪も乾かさずに
部屋を飛び出した。

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