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【夢小説】イケメン王宮 ユーリ

第3章 告白

足早に庭へとかけてきた私は
遠くに見えるユーリの後ろ姿を追うように
後ろを歩いていた。

城から離れるうちに
城の窓から見える灯りが減り、
辺りは暗闇が増えていく。


(急いで来たから灯りを持ってこなかった…)


急に心細くなるもユーリを見失わないように
目を凝らして歩く。

灯りを持たない月花にとって
夜空に煌めく星の輝きが唯一の灯りだった。

すると丘の上まで来たユーリが
歩みを止めた。

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