【夢小説】イケメン王宮 ユーリ
第3章 告白
丘の上に立ち夜空を見上げるユーリに
私は少しずつ距離をつめていく。
(こんなところで何をしているの…?)
ユーリに近付くにつれ
心臓の音が大きく、早く鳴り響いていく。
(もしかして…誰かと待ち合わせ…?)
ふと脳裏によぎった可能性に
私は思わず歩みを止めた。
すると靴と土のすれる音が
思いのほか大きく辺りに響いてしまった。
(あっ…気付かれちゃうっ!)
焦って身体をこわばらせると
音に反応して振り返ったユーリが
私に気付いて目を見開いた。
「えっ…月花様…!?」
驚いたユーリが私の方へ駆け寄ってくる。
「なんでこんなところにいるの!?」
『えっと……』
なんて答えたらいいか分からず
私は思わず後退ってしまう。
しかし後退った私の足は
タイミングの悪い事に
その場にあった大きめの石を
踏み付けてしまった。
(え……っ)
バランスを崩した私の身体は
背中から後ろへ倒れそうになる。
「危ないっ!」
『きゃ…っ!』
倒れかけた私の腕をユーリが引っ張り、
私の身体はユーリの胸元へと引き寄せられた。
私は少しずつ距離をつめていく。
(こんなところで何をしているの…?)
ユーリに近付くにつれ
心臓の音が大きく、早く鳴り響いていく。
(もしかして…誰かと待ち合わせ…?)
ふと脳裏によぎった可能性に
私は思わず歩みを止めた。
すると靴と土のすれる音が
思いのほか大きく辺りに響いてしまった。
(あっ…気付かれちゃうっ!)
焦って身体をこわばらせると
音に反応して振り返ったユーリが
私に気付いて目を見開いた。
「えっ…月花様…!?」
驚いたユーリが私の方へ駆け寄ってくる。
「なんでこんなところにいるの!?」
『えっと……』
なんて答えたらいいか分からず
私は思わず後退ってしまう。
しかし後退った私の足は
タイミングの悪い事に
その場にあった大きめの石を
踏み付けてしまった。
(え……っ)
バランスを崩した私の身体は
背中から後ろへ倒れそうになる。
「危ないっ!」
『きゃ…っ!』
倒れかけた私の腕をユーリが引っ張り、
私の身体はユーリの胸元へと引き寄せられた。