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【夢小説】イケメン王宮 ユーリ

第3章 告白

そして同じ頃……

休憩で庭園を訪れていた私は
からりと晴れた青空を見上げていた。


「いい天気だね」


『うん』


隣に腰掛けるユーリの言葉に頷く。


(こんなに良いお天気なのは久しぶり…)


見上げた空に昇る陽の光の眩しさに
私は手をかざして目を細めた。

ふと横を見ると、
いつの間にかユーリが優しい眼差しで
私を見下ろしていることに気づく。


『ユーリ?どうかした?』


「月花様と一緒に居られて
幸せだなって思って」


優しく微笑むユーリの言葉に
胸の奥が暖かくなる。


『私も…ユーリが側にいてくれて
本当に幸せだよ』


そう告げると
顔を見合せ二人で笑いあった。




「月花様、手を貸してくれる?」


ユーリが私の右手をそっと握る。

そして指を絡めると
私のドレスで隠すようにして
後ろにまわした。

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