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　その後、煩悩を押さえるためにシャワーを浴びながら、自分を抜いたのは言うまでもない・・・。

　その日の昼間。
　生徒会室で司達（なぜか、最近は神田も一緒に昼食を食べている）と一緒に昼食を食べていると、村田と五木が相談があると言ってきた。
　生徒会では、最近、文化祭に関する相談が引っ切りなしに持ち込まれている。確か、村田と五木はイベントの出演者交渉をしていたはずだ。
「会長、お食事中に仕事の話をもってきてしまって、本当に申し訳ありません」
　村田は、顔立ちを申し訳なさそうに謝罪した。
　村田は文化委員長を務めてもらっている。パソコン部の部長をしており、表計算ソフトを駆使して様々な分析をしてもらっている。頭脳明晰な人物だ。
「僕が悪いんです。出演者の交渉は分担して行っていたのに、本当に申し訳ありません」
　五木が深々と頭を下げる。