ツインズ・ラブ
第12章 解決策と対応(Side葉月)
「それだと、自分が不得意なことを依頼されたら、困るんじゃないのか」
俺と同じようなことを考えたのだろう。珍しく、神田が司に意見をした。
生徒会役員の皆も神田が珍しく発言したので、少し驚いた様子だ。
「そうだね。何か方策はないかな」
方策・・・・・・。
ふと、ある策が思い浮かぶ。
「司、一つ提案してみてもいいか」
「もちろんだよ、葉月」
司に微笑まれ、期待された目で見られた。頼られている感がちょっと嬉しい。
「最初から賞品を最初から指定したらいいんじゃないか。例えば俺なら、『運動部限定、一日助っ人券』にしておいて、当選者が所属する部活動の試合に助っ人として参戦する権利を賞品にする」
そうすれば、予想外の願いはない。司の分は、無難に『会長特製、期末考査対策プリントを贈呈』なんかにしておけばいい。
俺と同じようなことを考えたのだろう。珍しく、神田が司に意見をした。
生徒会役員の皆も神田が珍しく発言したので、少し驚いた様子だ。
「そうだね。何か方策はないかな」
方策・・・・・・。
ふと、ある策が思い浮かぶ。
「司、一つ提案してみてもいいか」
「もちろんだよ、葉月」
司に微笑まれ、期待された目で見られた。頼られている感がちょっと嬉しい。
「最初から賞品を最初から指定したらいいんじゃないか。例えば俺なら、『運動部限定、一日助っ人券』にしておいて、当選者が所属する部活動の試合に助っ人として参戦する権利を賞品にする」
そうすれば、予想外の願いはない。司の分は、無難に『会長特製、期末考査対策プリントを贈呈』なんかにしておけばいい。