ツインズ・ラブ
第12章 解決策と対応(Side葉月)
その言葉に司は身体ごと、後ろを向いた。そのまま、ベッドにちょこんと正座すると、2人向かい合って座る形になった。
「じゃあ、指切り」
高校生が指切りって・・・。
確かに昔は司と約束するとき、指切りをしていたけど。
くらくらしたが、その言葉にちょっとだけ息子がしおらしくなった。あ、気がそれたかも。
苦笑しながら小指を差し出す。司は俺の小指に指を絡ませると、繋がった指を上下に揺らした。
「や・く・そ・く」
といって微笑むと、指を離した。動きが止まった俺を見て、司が不思議がる。
「どうしたの?葉月」
「いや、歌は歌わないんだなと思って」
その言葉に司は真っ赤になった。子どもじみたことをしてしまったと後悔しているのかもしれない。
真っ赤になった司が愛おしくて仕方がない。
「じゃあ、指切り」
高校生が指切りって・・・。
確かに昔は司と約束するとき、指切りをしていたけど。
くらくらしたが、その言葉にちょっとだけ息子がしおらしくなった。あ、気がそれたかも。
苦笑しながら小指を差し出す。司は俺の小指に指を絡ませると、繋がった指を上下に揺らした。
「や・く・そ・く」
といって微笑むと、指を離した。動きが止まった俺を見て、司が不思議がる。
「どうしたの?葉月」
「いや、歌は歌わないんだなと思って」
その言葉に司は真っ赤になった。子どもじみたことをしてしまったと後悔しているのかもしれない。
真っ赤になった司が愛おしくて仕方がない。