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ツインズ・ラブ

第14章  嫌な予感(Side葉月)

 あれから、なかなか起きない司を起こして、タクシーをひろってホテルに移動した。
 その後、チェックインを済ませ、部屋に入った。
 眠いとぼやく司をとりあえず一旦眠らせて、俺が先にシャワーを浴びた。
 お風呂からあがると、ベットですやすやと眠っている司を起こして、シャワーを浴びさせている。
 完全に寝とぼけている司には警戒心が全くなく、「シャワーを浴びるように」と言った言葉を聞いたときも、寝とぼけてその場で服を脱ごうとしていた。
 目の前で服を脱がれたら、理性が保てなくなるので、半ば強引にバスルームに押しやったが。

 続きは、夜な。

 そういった俺の言葉はきっと睡魔に負けて、忘れているはずだ。
 でも、これ以上我慢できない。

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