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ツインズ・ラブ

第16章  未知の世界(Side 司)

 ぶんぶんと首を横に振る僕を見ながら、葉月は意地悪に微笑んだ。
「じゃあ、自分で指を入れられるの?」
 自分で指を入れる・・・・・。
 入れたことない・・。
 思考回路が止まる。
「俺、結構奥に出したからさ。奥まで指を入れないと、かきだせないよ」
 意地悪な顔で言いながら、葉月は僕のお尻をなでた。
 そのなで方が・・・・。
 微妙にお尻の穴をタッチしてきて、妙に感じてしまう・・。
「いぁ・・・、触らないで・・」
「自分で出来ないだろ?」
 いやいやと首を振る僕。
 身体ごと揺れているせいか、またお尻からちょっとだけ液体が流れてくる。
「あっ・・・」
 甲高い声が狭いバスルームで響く。その声に興奮したのか、僕のお尻に何か暖かいものがあたる。
「興奮してきた」
 葉月のものがまた元気になっているのだとわかり、僕の顔がまっかになる。

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