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ツインズ・ラブ

第16章  未知の世界(Side 司)

 全身を葉月からなめ回されるように見られる。
「見るな・・・、バカっ」
 そう言って、手で隠そうとしたけど、その手を葉月に捕まれた。
 その瞬間、また僕の身体がお湯の中に落ち、再び葉月の上にのる形になる。
「だめだ・・・司」
 なにが?
 という前に葉月が僕にキスをした。触れるだけのキスじゃなくて、舌が絡み合う濃厚なもの。
 くちゅ・・・、ぐちゅ・・
 僕はすぐに息を切らした。
「はぁ・・・、はぁ、はぁ」
 息を切らして、葉月を見ると、葉月は申し訳なさそうに言った。
「司を不安な気持ちにさせて、本当にごめん。でも、司、可愛すぎる。焼き餅やいたり、拗ねたり、そんな姿見るだけで興奮する」
 ヤキモチ?
 拗ねた?
 そんなことしてないもん。
 それより、興奮するって・・。
 葉月、ヘンタイ。
「司に嫌われたくないから、我慢しようと必死になったけど」
 
 

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