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ツインズ・ラブ

第17章  恋人への第一歩(Side葉月)

 つかれた・・・・。
 司、起きてないよな・・・。
 静かにベットへ向かう。司は寝息を立てて、眠っていた。
 呼吸が楽になっているな。
 しばらくは、寝せておこう。
 そっともう一つのベットへ移動する。携帯電話の履歴を確認すると、メールがたくさんはいっていた。
 ほとんどが生徒会のメンバーからだ。司の状態を心配しながらも文化祭のことについて、確認したいことが書いてあった。
 出演者への交渉確認、リハーサルや当日の台本、予算の執行状況の確認などなど業務が山積している。現実に戻されて、ため息がでる。
 これ、全部にメールしていたら、結構時間かかるな。でも、今1時間目の授業中だから、電話は無理か。
 9時過ぎの時間を確認し、電話をするのを諦める。
 地道に返信するしかないか。

 俺は覚悟を決めて、メールを読み返し始めた。

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