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ツインズ・ラブ

第17章  恋人への第一歩(Side葉月)

 俺たちはその日の午後には学校へ戻り、いつもの生活へ戻った。
 ただ文化祭の準備があまりにも忙しすぎて、ゆっくりしている時間はなく、バタバタとお互い、走り回っているような状況だった。

 1日目。
 忙しいのもしかたない。
 こんなに疲れて寝ている司を起こせない。
 ・・・・2日目。
 今だけだ我慢。
 今だって、目の下にくまができているのに。寝る時間をこれ以上削ったら、かわいそうだ。
 ・・・・・・3日目。
 日常会話しかしてないぞ!少しくらい、触らせろよ!司!!!
 いや、でも起こせない・・・。
 ・・・・・・・4日目。
 もうそろそろ、限界。
 限界だけど、俺の体力が今日は限界。
 ・・・・・・・・5日目。
 いい加減、もう無理だろ!!!
 寝込み、襲うぞ!

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