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ツインズ・ラブ

第19章  責められ、攻められ・・(Side司)

 でも、恥ずかしくて『もっとして』なんて、言えないッ!
「そんなに嫌?」
 不自然に動きが止まっていた僕を葉月が気遣う。
 思わず、首を振る。
「じゃあ、何?」
 葉月が僕の身体をベットから起こす。目を開けると、心配そうな顔をした葉月が目前にいた。
 思わず、ドキッとして、顔が真っ赤になる。
「言って、司」
 何も言えずにいると、
「最近、不安なんだ。司のこと、強引に抱いたけど、それから司、俺ときちんと目を合わせようとしないだろ」
 それは、恥ずかしいから。
 でも、言えない。
「嫌われたかなって」
「違う。葉月のこと、嫌ったりしない!」
「じゃあ、なんだよ」
「それは・・・」
「言わなきゃわからない。伝わらないことだってあるだろ」

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