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ツインズ・ラブ

第19章  責められ、攻められ・・(Side司)

 ポフッ
 軽い音がして、僕はベットに倒された。
「それにね」
 嬉しそうに笑いながら、葉月がささやく。
「何も知らない司を自分色に染めるのが楽しいんだよ」
 ちゅっとわざと音を立てて、僕の頬へキスをする。
 それだけで顔が頬が赤くなる。
「こんな初心な反応を見るのも」
 今度は僕の唇に軽く、触れる。
 軽すぎるキスに少し物足りなさを感じる。それも顔にでていたのか、葉月は意地悪に言った。
「じらして、意地悪するのも楽しい」
 恥ずかしさで、顔全体が真っ赤になった。
「だから、司が不安になることは一つもないよ」
 その一言で、安心する。
 葉月は、やっぱり昔からすごい。
「やっぱり、葉月はすごい」
 にこっと微笑んで、僕は言った。
「なんだか、今まで悩んでいたのがバカみたいだ」

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