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ツインズ・ラブ

第21章  甘い夜(Side 葉月)

「お風呂は、もう入ったんだ」
 真っ赤になってつぶやく司。準備万端で待ってくれていたってことか!
 嬉しさのあまり、俺の理性が吹っ飛びそうになる。
「だから、一緒には入らない」
 次、誘ったら一緒にお風呂へ入ってくれるとか?
「待ってるから、早く入ってきて」
 計算していない言葉の数々が俺の心に突き刺さる。
 手加減なんて、出来ないかも知れない。
「わかった」
 もう一度、キスをする。
 司は素直にそれに従ってくれた。今度は、舌が絡み合うディープキス。
 逃げようとする司の舌を絡め取り、何度も繰り返し口腔内を犯す。歯の裏側を舌でなぞると、少しくすぐったいのか、司が身動ぎした。
 ちょっとしたことで反応を返す司が可愛らしい。
 くちゅ、ぐちゅ・・・。
 夢中になってキスをする。

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