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「はなしてぇ！」
　かなり嫌がっていた。でも、司が傷つかないためには必要なことなので、そのまま続ける。
　くちゅ・・・びちゅ・・
　舌を入れて、何度も往復させる。
「・・・・きたないからっつ」
　でも、快感が襲ってきているのか、司の頭はどんどんベッドに沈んでいく。顔を伏せて、お尻だけを俺に見せているような格好だ。
「あああっ！！」
　前立腺を刺激しすぎたようだ。司は悲鳴にも近い声を出す。司のものが大きく膨らみ、勢いよく精液を飛ばした。俺はそれを片手で受け止める。
「気持ちよかった？」
　少し顔を上げて、司が俺を見る。快感に潤んだ瞳が可愛らしくて仕方がない。
「もっと気持ちよくさせてあげる」
　にこっと笑うと、司が少し拗ねたような顔をしている。
　何か、ご機嫌損ねたかな。
「どうかした？」
「はなしてって言ったのに」
　離さなかったことを責めているようだ。