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ツインズ・ラブ

第21章  甘い夜(Side 葉月)

 司は少し身体を丸めて、自分の身を守っているような感じだ。
 もしかして、拗ねているって言うか、怖かった?
「つかさ」
 出来るだけ優しく声をかける。その言葉に、俺を見つめる司。
 その頬に触るだけのキス。
 チュ
「怖かった?」
 その言葉に頷かれ、司の頬にキスをする。
「ごめん」
 前から軽く司を抱きしめる。
「今度から行動する前にきちんと聞くから、それでいい?」
 司が頷く気配を感じて、にこっと笑う。
「じゃあ、続きをしていい?」
 また頷く気配。
「また指を入れるよ」
 司の奥へ指を入れていく。司の感じるところを重点的につつきながら、片方の手は、司の背中を抱きしめた。
 くちゅ・・・・、くちゅっつ
「ああっ・・・」
 司の口から明らかに感じている声が漏れる。

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