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ツインズ・ラブ

第30章 番外編① 司 & 葉月

「ね?」
 背中から抱きすくめられるようにして、囁かれる。その時、腰の部分に暖かいものがあたる。
 葉月も興奮している・・・。
 そう思うと、触られていないのに身体があつくなっていく。
「次は、前をあらおうか」
 そう言われて、子どもを抱きかかえるように脇腹を抱えられる。くるりと身体を反転される。
「自分でするからッ」
「してくれるの?」
「ちがっ・・」
 同じ事を葉月にする?
 自分の身体を泡でもこもこにして、葉月の身体にすり寄る自分を想像する。
 ムリッ!
 思わず目を閉じて、首を振っていると、暖かい人肌を感じた。
 目を開けると、葉月に前から抱きしめられていた。
「じゃあ、俺があらってあげるね」
 葉月は、僕の身体に抱きついたまま、自分の身体を上下に動かす。

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