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ツインズ・ラブ

第31章 番外編② 司&葉月

 少しずつ角度を変えてキスをされる。
 くちゅ・・・、くちゅ・・・
 舌が僕の口の中をなめ回す。
 もう・・・。
 キスだけなのに・・・・。
 もうろうとしてきた・・・・。
 足に力が入らなくなっていく。
「つかさ・・・・」
 葉月に押されて、身体が床に沈むようになっていく。
「はづきぃ・・・」
 でも、こんな真っ昼間から、ドアの付近で・・・。
 こんなこと・・・。
 そう思っていても、身体に力が入らない。
 くちゅ・・・。
 僕の舌が甘噛みされる。
 痛みも・・・。
 快感になる。
「ふぁ・・・、はぁっ」
 息が苦しい・・・。
「いい?」
 葉月は、僕が着ているコートに手をかけて、器用にボタンを外した。手に力が入らない僕にかわって葉月がコートを脱がしてくれる。

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