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「はぁ、はぁっ」
　葉月は寝室に到着するとあっという間に僕のパジャマを脱がせて、自分も全裸になった。
　それから、執拗に僕の身体のあちこちを触っている。
「つかさ」
　耳元へ囁く甘い声。
　焦らすような態度。
「言って」
　何を言って欲しいのか。
　さっきから肝心なところへの愛撫をせずに、焦らされ続けている。
　わざと・・・だ。
「ね？欲しいのは、なに？」
　僕のものを軽く手でなでながら、背中から首筋を吸い上げられる。
「いやぁ！！」
　快感で目が潤む。
　僕の背中には、葉月のものがあたっていて、それが熱く自己主張している。
「言って」
　葉月が欲しい・・・。
　そう言って欲しいことはわかっていたけど。恥ずかしくて、いえるわけないじゃないか！！