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ツインズ・ラブ

第31章 番外編② 司&葉月

「でも、葉月はものたりないんだよね」
 その言葉に恥ずかしげもなく、葉月は頷いた。それに苦笑しながら、僕は自分の気持ちを言葉にしていく。
「葉月が我慢するのは、嫌だし」
 恥ずかしすぎる。
 でも、言って欲しいんだよね。
「他で欲求を解消されるのは、もっと嫌だから」
 葉月が真剣な眼差しで僕を見ている。
 まだまだ僕はHの経験値が足りないから。ついて行けなくて、気絶することがあるけど。
 持てあます欲求が浮気にはしる原因になったら、嫌だから。
「葉月がしたいように」
 ああ・・・・。
 ほんと、恥ずかしい。
 もう・・・・。
 真正面から葉月の顔が見られなくて、下を向いてしまう。
「して」
 顔が真っ赤かだ。
 これ以上のことは言えない。
 僕の気持ち、葉月にちゃんと伝わったかな?
 

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