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ツインズ・ラブ

第31章 番外編② 司&葉月

「はづきぃ!」
 快感で意識が混濁する。
 また・・・・。
 ドビュッツ
 葉月のあたたかい手に包まれて、僕のものはまた弾けた。
「はぁ、はぁ・・・・」
 荒い息で呼吸していると、僕の身体は葉月によって、反転された。一度、葉月のものが僕の中から抜ける。
「はぁっつ」
 ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまう。息も絶え絶えにもだえている僕を見ながら、葉月がにこっと微笑んで、僕の精液で濡れた自分の手を見せてくれた。
「いっぱい、出たね」
 そして、その手を舌でペロッとなめる。
「おいし」
 その仕草がエロい。
「そんなの、舐めないで」
「何で?」
 真顔で葉月は言ってくる。
「司のものなら、俺は全部食べたい」
 ふうっと顔に息を吹きかけられて、快感で潤んだ目にたまった涙を舐め取られる。
「やっっ」
「独占欲、強いから、俺。もう司を手放すつもりはない」
 笑顔で言われて、顔が真っ赤になる。
「死に神にだって、渡す気はないから」
 強烈な告白。
 真剣な瞳。
 嘘はない。
 葉月は、本気だ。
「覚悟して」

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