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ツインズ・ラブ

第31章 番外編② 司&葉月

「1回だけだからな」
 小さな声でうつむきながら言うと、葉月は僕を抱きしめてきた。
「うん」

 それからの記憶は曖昧だ。
 与えられた快感があまりにも強烈すぎて。泣いていたことは覚えているんだけど。
 確か・・・・。
 抱きしめられて・・・。
 身体を反転させられて。
 横向きにされた。
「つかさ」
 そして、入れられたまま、横から抱きしめられた。もう一回欲しいという言葉とは裏腹にもどかしいほど、ゆっくりとした動き。
「声、聞かせて」
 胸の突起をいじられる。
 甘く、ゆっくりとした快感。
「ふぅんっ」
「気持ちいい?」
 耳元で息を吹きかけられる。
「・・・・ふぁっ」
 吐息がもれる。

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