テキストサイズ

ツインズ・ラブ

第32章 番外編③ 司&葉月

「葉月・・」
 司に呼ばれて我に返る。
「さっきから何も食べてないけど、食欲ないの?」
 いや・・・。
 欲はある・・・。食欲ではなく、主に性欲だけど。
 何もしていないのに、妄想で俺の息子は元気いっぱい。
 司をばりばり食べたい。
 それだけで、俺の頭はいっぱい。
「せっかくつくったのに、冷めるよ」
 時間をおいたら、冷める?
 いや、この息子は全然おさまらないぞ!
「食べないの?」
 司が心配そうな顔をして、席を立って、俺のほうに近寄る。
 司が誘ってる?
 その手を掴み、顎を上に向けて、俺は深く司に口づけた。
 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ