ツインズ・ラブ
第7章 画策(Side 葉月)
僕は葉月を探して、ベッドルームを出た。すると隣の部屋からキーボードを入力する音がかすかに聞こえる。
部屋の中を覗いてみると、サイドボードにノートパソコンを置いて、真剣な表情で何かを考えている葉月がいた。
僕の視線に気がついたのか、葉月が顔を上げて、笑顔で答える。
「わるいな、起こしたか?」
「ううん、大丈夫」
部屋の奥に入り、葉月の後ろに立つ。ノートパソコンをのぞき込むと、プレゼンテーションで良く使用されるスライド作成ソフトで何かの資料を作っているところだった。
「何をやっていたの?」
「鷹栖学園で行われる文化祭の企画書をつくっていたんだ。それより身体大丈夫か?ムリさせすぎたんじゃないか」
「大丈夫」
部屋の中を覗いてみると、サイドボードにノートパソコンを置いて、真剣な表情で何かを考えている葉月がいた。
僕の視線に気がついたのか、葉月が顔を上げて、笑顔で答える。
「わるいな、起こしたか?」
「ううん、大丈夫」
部屋の奥に入り、葉月の後ろに立つ。ノートパソコンをのぞき込むと、プレゼンテーションで良く使用されるスライド作成ソフトで何かの資料を作っているところだった。
「何をやっていたの?」
「鷹栖学園で行われる文化祭の企画書をつくっていたんだ。それより身体大丈夫か?ムリさせすぎたんじゃないか」
「大丈夫」