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あなたの執事

第18章 パーティー



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ゆいはメイドに髪を結ってもらいパーティードレスに着替えていた



…コンコン


ゆい「どうぞ」


カチャっと扉を開けたシンは、ハッと動きをとめた



ゆい「…どうしたの?」


シン「…ゆい様、とてもお綺麗です」


シンは、ドレスアップをしたゆいに見惚れてしまう


ゆい「…あ、ありがとう」


ゆいもそんなシンを見て頬を赤くさせる


スっとゆいの前にたち、片膝をつきゆいを見つめる



シン「いまからお嬢様を、パーティー会場までエスコートさせていただきます」


手を出し、そこにゆいの手が乗せられる


ゆいの華奢な綺麗な手の甲にキスをし、そのまま手首、腕…肩…首すじへと口唇を添わせる


ゆい「…んんっ……」


ピクピクっと震え、耳元にシンの息がかかりさらに感じてしまう



シン「…ゆい様…」


低い色気のある声で耳元で囁かれゾクリとする


ゆい「…シンっ…」


シンに腕を回して、口唇を近づけると指で止められる



シン「…これ以上は、私も止められません。せっかくのドレスも乱れてしまうことになるので、ここでストップです」


クスッと笑い、優しくゆいを抱き起こす


ゆいは、待ての状態で体が変に疼いている状態だった


ゆい「……シン…」



シンはそんなゆいを見て、耳元で囁く


「パーティーの後に…また」

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