テキストサイズ

あなたの執事

第19章 エドワード

ゆい「………………でも…あたしには…」


泣きそうな目で麗華をみつめる



麗華「あなたが今後誰かとお付き合いしても大丈夫なように、私がいない間、龍に夜のお世話をさせていたでしょ♪」


夜のお世話…という言葉にシンの肩がピクっと動く


ゆい「お、お姉様…!こんなところでそんなことおっしゃらないでください!」


シンがいるのに…!!

シンに龍との関係をこんな形で知られてしまうなんて…


麗華は、ふふっと笑ってゆいを見る


麗華「でも…私が帰ってきてからは、龍はずっと私の世話をさせていたし…エドとセックスするまでまた龍にゆいの世話をさせるわ♪

龍、今夜からまたゆいの世話をしなさい♪」


龍「…かしこまりました」

龍はハンドルを握りながら返事をする


そんな…………

ゆいはシンを見ると、シンはここからの席じゃどんな表情をしているかわからない


シン…シン…!

あたしはシン以外の人となんて………





シンは、誰からも見られないように拳を握り唇を噛みしめるのだった…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ