テキストサイズ

あなたの執事

第32章 海

‥っていっても‥あたし泳げないんだけどね

しっかり体に浮き輪を通し、沖の方目掛けて進みプカプカ浮かぶ


はぁ〜すっごい良い天気

いつも屋敷にいるからこの開放的な海が新鮮♪


シン「ゆい様、気持ち良さそうですね」

シンがにこにこしてこっちを見ている


ゆい「うん、気持ちいいー♪」


シンが、突然ぐいっとゆいの腰を引き寄せる


ゆい「わっ‥!」


シン「ゆい様‥‥失礼します」


ゆい「え、なになに?!」


シン「‥だいぶ沖の方に流されていますので、とりあえずあの岩場の方にいきましょう」


ゆい「あ、うん‥ありがとう」


周りを見渡すと、浜辺が遠くなっている

シンが気付いてくれなかったらこのまま沖へ流されて戻れなかったかも‥

ストーリーメニュー

TOPTOPへ