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あなたの執事

第7章 戸惑い

「いえ、仕事がありますので、お先に失礼します。」


「あ、うん。わかった」



あたしも急いでコーヒーを飲み干す。



ガタッと椅子から立ち上がりダイニングを出ようとすると

龍がスっとあたしの横を通り、耳元で囁いた



「…今夜、部屋にいくから。」



いつもよりなんだか怖い声で聞こえて龍のほうを振り向くが、龍はさっと姿を消してしまった

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