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あなたの執事

第7章 戸惑い

自然とシンのことを目で追ってしまう…


シンのあの長い指がさっきまであたしに触れてて


あの口唇があたしの口唇と重なってた…


思い出すだけで頬がピンクに染まる





「…………」


そんなあたしを龍はコーヒーを飲みながら、見逃さなかった。


ガタンッ


音を立てて立ち上がったのは、龍だった



「…どうしたの?龍?」


あたしはびっくりして龍を見つめた。

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