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あなたの執事

第8章 恋…?

ぎゅぅと抱き締められシンの早い心臓の音が伝わってくる


シンの心臓の音が伝わってくるということは、あたしのこのドキドキの心臓の音も伝わってるはず…



シン……


お互いのトクントクントクン…という音が混ざりあい心地よくなってくる


静まり返った図書室で2人はしばらく抱きあっていた



シンに抱き締められてるのすごい心地いい…
しばらくこのままでいたい…


背中に手をまわすと
シンの体がピクッと揺れる



「……ゆい…さま」



抱き締める力を緩めてシンはゆいを見つめる



トクントクントクントクン…


あたしは、シンに見つめられ再び心臓の音が早くなっていた



シン…もっとこうしていたい…
あたし、シンのことが………?


声にならない気持ち

ゆいは、頬をピンクに染めてシンの優しい瞳を見つめる



いまにも口唇が触れ合いそうな距離…


シンの手があたしの頬を撫で、優しく口唇が塞がれた





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