あなたの執事
第60章 デートまでもう少し。
麗華side
麗華「ねぇ、龍〜」
龍「なんですか?麗華様」
麗華「あなた、もうゆいのこと諦めたの?」
龍「………………」
少し沈黙が続く…
龍「…諦めるもなにも…
あそこまでの仲を見せられて割り込めるほど私は強くないですよ。」
麗華「…ふぅ〜ん。」
龍「……なんでそんなこと聞くんですか?」
麗華はソファにゴロンと寝転んで天井を見上げた
麗華「……龍がもうゆいのこと諦めたなら、
あの子の20歳の誕生日のプレゼントを飛びっきりのものにしてあげようと思ってね♪」
龍「…飛びっきりのもの…?」
麗華「ふふ♪
そう、飛びっきりのもの♪
……龍にももう少ししたら教えてあげるわ♪」
龍「……………はい。
ゆいが、喜ぶものなのならば私も力になります」
麗華「…………。
あなたって本当良い男ね♪」