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あなたの執事

第61章 櫻木

誰…?と見上げると

サラッと髪がなびき隙間から見覚えのある眼鏡が見えた




え……

ゆい「…櫻木…さん…?」




長身の櫻木さんに抱きかかえられあたしは目を疑った



ゆい「な、なんで…ここが?」


櫻木「………それはまた後でお話致します。


水流園様は、りのあ様を」



ゆい「…は、はい!!」



あたしは、すぐりのあの元に駆け寄りりのあを抱きしめた


ゆい「りのあ…りのあ!!!」


どうか無事でいて…!!



背後では、櫻木さんが男二人をなにかの武術で倒している…



櫻木さんの長い脚で思い切り蹴られ、蹴られの繰り返しで男二人は気を失って倒れた



す、すごい………

櫻木さんって何者なの……



櫻木「ふぅ。」


櫻木さんは一息つくと胸元から携帯を取り出し何処かに電話をかけた




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