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あなたの執事

第61章 櫻木


一分か、二分か…

そのくらいあっという間に路地に黒い車がとまり
中から数人がおりてきた



その人達は、櫻木さんの指示を聞き

気絶している男二人を縛り車に乗せどこかに連れていった



そして、また違う車がとまり

中から降りてきたのは、


不安と心配が合わさったような

とても青ざめて、取り乱しているシンだった




ゆい「……シン…」


あたしは消え入りそうな声だったと思う


それでもシンは、あたしの声にすぐ気付き

すごいスピードで走ってきた



シン「…ゆい様っ!!!!」





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