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あなたの執事

第62章 りのあの屋敷

ゆい「…りのあ大丈夫かなぁ」



ぼそっと呟くと、シンが後ろから抱きしめてきた



ゆい「…シン?」


あたしの首筋に顔を埋めて、ぎゅっと力を込める


ゆい「どうしたの…?」



シン「私が…


…ゆい様をお守り出来なくて…


本当に…申し訳ないです…」



さっきのことを言ってるの…?


ゆい「シンとあたしは違う場所にいたんだから、仕方ないよ!

今回は、りのあのおかげで櫻木さんが来て助かって、

それからシンが駆けつけてくれて……


本当に安心したんだから!


シンが来てくれたからあたしは今こうしたられるの」


シンの手をぎゅっと握ると、シンが顔をあげる



あたしは、向き直りシンの頬に手を添える




ゆい「駆けつけてくれて、本当にありがとう。

あたしの心は、シンにとても助けられたんだよ」


シンの唇に軽くキスをした



シン「…ゆい様…」









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