あなたの執事
第62章 りのあの屋敷
ゆい「櫻木さん…ここは?」
櫻木「りのあ様のお部屋でございます」
ゆい「…え!?」
櫻木「りのあ様はあちらにいらっしゃいます。
どうぞ」
櫻木さんが歩いていく方には
大きい衝立があるだけ
不思議に思いながら大きい衝立の裏にいくと、
大きいベットにりのあが横になって休んでいた
ゆい「り、りのあ!!」
りのあ「…ゆい?
ごめんね、気を失っちゃって…」
申し訳なさそうなりのあ…
ゆい「そんなこと大丈夫!!
りのあのおかげで櫻木さんが来てくれたんだよ!!」
りのあ「よかった〜…間に合って」
力なく安堵の笑顔を見せるりのあをぎゅっと抱きしめる
ゆい「りのあ、ありがとぉ〜…!」
りのあ「…ゆいってば、そんなに抱きついたら…
ヤキモチやかれちゃうよ?///」
ゆい「…え?!」
シンを見ると、なんのことかわからないようなキョトンとした顔をしている
りのあ「クスクスッこっちこっち♪」
りのあが指を指した方を見ると
ムスッとした顔で見下ろしている櫻木さんの姿…
ゆい「…あ…………」
さ、櫻木さん…
ヤキモチ焼いてる…んだ…!!
まさかのその表情…!!