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あなたの執事

第62章 りのあの屋敷

廊下に出ると真っ直ぐ歩き、ある部屋に招かれた


…暗い部屋


どう見ても…りのあがいるように見えない


キョロキョロしていると、
櫻木さんが壁にふれ、ギギ…と軋む音が聞こえたかと思ったら壁が横にズレ通路が現れた



ゆい「…え?!か、壁が…」



櫻木「…とりあえず着いてきてください」



ゆい「はい…」


あたしとシンは薄暗い通路を歩き、
しばらくして階段を少し登ると小さな灯りが見えた




櫻木「こちらです」




櫻木さんが扉に手をかけゆっくり開けると

オレンジ色の灯りであたし達は照らされた




…っ…眩し…



中に入るように促され、恐る恐る部屋に入った



そこは、黒い淵で出来た障子で囲われた部屋で
オレンジ色の灯りが所々に灯っていた






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