あなたの執事
第63章 段階
「…ゆい様」
ふわっと声と同時に後ろから抱き締められる
ゆい「…シン…?」
シン「はい…ゆい様」
柔らかい優しい声に胸がときめく
シンの体温…
シンの香り…
トクン…トクン…
ただ待ち合わせただけなのに、
こんなになってしまってたら今日1日持つのだろうか…
あたしは、シンのほうに向き直ると
シンの私服姿をみてまた胸が高鳴った
ゆい「…っ///」
か、カッコよすぎる…!///
シンの私服は、キレイめ
ジャケットでシンプルなスタイルだけど、
清潔感があってとても良い!
いつもの執事服のシンとはまた違って
どこかのモデルかとも思ってしまう容姿に
あたしはずっとドキドキしていた