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あなたの執事

第66章 専属の執事

「ゆいがアメリカに行ってしまったのも俺らの存在が原因だったし…


俺はゆいを手放さない、誰よりもゆいを幸せにするのはこの俺だって思ってたのも…

実は俺のエゴだったんだなぁって気づいたんだよ。



ゆいの幸せを本当に願ってるなら、ゆいの心の中に存在している奴と幸せになってもらうのが一番なんじゃないかってな。」



龍さんは立ち上がって、私の肩を掴んだ




まっすぐ力強く向けられる眼


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